2016年8月28日日曜日

ICEBA最終日、生物多様性を柳生 博さんと話し合う

「第4回生物多様性を育む農業国際会議(ICEBA) in おやま」の最終日(8月28日)午後、日本野鳥の会会長で俳優の柳生 博さんと考える「田っぷり学ぶラムサール・スクール」が開校した。
学校形式で構成され、校長役の大久保寿夫小山市長によるホームルームに続いて各教科毎に進行した。
1時間目の国語では渡良瀬遊水地についての小山市小学生作文コンクール最優秀賞作品が披露された。また、コンクールで入賞した児童たちに表彰状が贈られた。
2時間目の理科では寒川小学校の児童による生き物調査を踏まえた「田んぼは日本の宝」が発表され、多くの聴衆に感動を与えた。
更に、小山市教育委員会から「ヨシズによる室温低減効果」の検証結果が報告され、ヨシズは省エネ効果が高いことをアピールした。
3時間目の音楽ではWA-OTOの「WATARASE~水辺のシンフォニー」の歌唱指導が行われた。
最後の総合学習では柳生 博さんに加え日本野鳥の会栃木の高松会長、ラムサールふゆみずたんぼ実験田推進協議会の松本会長、山市農政課職員作元さんの4名が田んぼと生物多様性のかかわりについてフリートーキングを行った。
この中で柳生 博さんは「確かな未来は懐かしい風景の中にある」という表現をして環境保全や生物多様性の必要を説いた。柳生さんの言葉は渡良瀬遊水地の環境保護団体が提唱する湿地再生を昭和30年代の湿潤状況を目指そうとしていることと相通じ、感銘を受けた。






























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