2016年3月30日水曜日

小山市 桜の名所城山公園



小山市には桜の名所が何か所かある。その中の一つ城山公園では今桜が見ごろを迎えた。今週土日あたりは満開の桜の下で花見が楽しめるだろう。
城山公園は名の示す通り、かつては祇園城と呼ばれる城があった城址公園で、国指定史跡となっている。
築城年代や、誰による築城かは定かではないが、小山一族の居城であったとのことだ。 更に、徳川家康の側近の一人であった本田正純が一時期城主であった。正純が宇都宮城主に入封後は廃城となり古河藩の管理下に置かれた。
天守や石垣こそ無いが、園内には深い掘割がいくつかあり、自然の地形を生かした堅固な城であったことが偲ばれる。

2016年3月29日火曜日

小山市下生井 あんずの里の花だより






渡良瀬遊水地の生井桜づつみからあんずの里を見下ろす風景。あんずの花と菜の花が競うように咲いている。



長閑な田園風景が広がる生井の里。
いま、下生井のあんずの里ではあんずの花が見頃を迎えた。 ヨシ焼きが終わり本格的な春を迎えた生井の里に花の季節が始まった。 あと半月もすれば、生井桜づつみでは桜祭りが開かれる。 そのころには、ヨシが焼き払われた渡良瀬遊水地には新たな芽吹きが始まっている。

2016年3月27日日曜日

小山市の春、ヨシ焼きから始まる

























小山市の春の風物詩、ヨシ焼きだ。
雨で一週間延期されたヨシ焼きは3月26日に行われた。赤々と燃え上がる炎。幾筋も立ち昇る黒煙が広い空を覆いつくす。迫力がある。
ヨシ焼きの後、ひと月ほども経つうちに黒い湿地からは新しい生命の芽生えが始まる。絶滅危惧種のトネハナヤスリやノウルシが焼け跡を覆いつくすだろう。

2016年3月17日木曜日

小山市、妙建寺のヒカンザクラ見ごろを迎える。


当市宮本町にある古刹、法頂山成就院妙建寺の山門前のヒカンザクラが見ごろを迎えていた。
山門奥にあるサンシュユの黄色とのコントラストも美しい。
この桜は沖縄や鹿児島には多いと聞くが、当市では珍しい桜である。
撮影をした日はちょうど彼岸の入り、ヒカンザクラもサンシュユも墓参に訪れる人々の目を楽しませるに違いない。